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​保護猫たちの快適空間、たくさんのご支援にて建築

なごの家 別棟「止まり木」の軌跡

上尾市多頭飼育崩壊事件後も増え続ける猫の保護依頼に対応すべく、猫たちの居住スペースを拡大することを計画。これは2011年に自分たちの手で完成させたなごの家 別棟「止まり木」建築秘話です。

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格安の見積もりで建築の依頼をすることができ、止まり木の軌跡はスタートしました。ところが、完成間際になってとんでもない建築費の請求をされました。「お約束と違う」とお断りしたところ、上の写真の状態で放置。さらに「支援を募ればいいだろう」と捨て台詞まで吐かれる始末...。

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とにかく、こうなったら自分たちの力で作るしかない! みんなが待ってる! 梅雨入り前に屋根と開口部を作らなきゃ! 材料を仕入れるために連日ホームセンターに通い詰め、すっかり常連さんになってしまいました。

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自分たちで作るんだから、屋根にだって上がる。メンバーが紹介してくれた大工さんが水戸から駆けつけてくれて、肝心な基礎の補強と屋根材のアドバイス、そして運搬までしてくれました。

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そして梅雨入り。写真左上の状態で、一時保護の子たち数匹が頑張って過ごしました。りっぱなサッシをご支援者さまからご提供いただき、外装もボランティアの方々に作っていただきました。みなさまには本当に感謝してもしきれません。雨どいや内装は自力でどうにか施工することができました。

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作業には上尾市の災害市民ボランティアのみなさまにもたくさんお力をお借りしました。

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​連日の雨により、断熱材に雨染みが...。水を抜き、乾燥させてから内装に移ります。内装のいちばん難しい天井は、里親さまが手伝ってくださいました。外壁は、instagramフォロワーさんのご主人さまが引き受けてくださいました。

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ウッドデッキ用の木材は、半分以上がフォロワーさんのお知り合いの大工さんから無料でご提供いただきました。防腐処理剤、釘・金具などを購入させていただきました。

そしてついに、2019年11月1日、なごの家 別棟「止まり木」ついに完成! 多くの方にお力添えをいただきながら、約半年かかりました。保護猫たちがケージの中だけで里親さまを待つのではなく、少しでものんびりと快適に過ごせるよう、これからも頑張っていきます。

​ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

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